第1回 buri-ja勉強会
@市ヶ谷健保会館会議室
さしいラー参加。
昼の部
id:imai78さんの「ぶりで苦労したトコロ(一合目)」(ぶり基礎)
これからburiを学ぶにあたっての基礎知識などを、網羅的にまとめてくれた。
特に、パスについての考えかた。
はぶさんの補足もあり、次の「ぶりべん」の「箱」につながる重要な所。
- パッケージ名.プロセス名.アクティビティ名でユニーク
- 例えば
- 販売管理.受注プロセス.承認待ち
- 経費管理.申請プロセス.承認待ち
- 同じ「承認待ち」でも、「箱」としては違う。
- ぶり脳を身につけると、これが感覚としてわかるようになる。
いつも思うのだけど、imaiさん絵がうまい。
絵があったほうが内容がはるかにわかりやすいので、資料アップを期待。
はぶさんの「ぶりべん」
箱を意識した設計のグループ演習。
- フローを考える際に、伝票箱をまず意識する
これが意外と難しい。
曰く「手続き脳に侵されている」状態なので、箱へのイメージに邪念が混じる...。
データ、画面、コードが頭をよぎるとブレてしまうので、
「伝票がFAXで届いたと思え。その紙、まずはどうしたい?」
というアドバイスを頂きました。なるほど。受領済の箱に入れますね。
TO DO - DOING - DONE
の箱を伝票が転がっていく。
ただ、グループによって箱の作りかたが全然違うし、同じグループ内でも様々な議論があり、とても面白かった。
丸1日使って(あるいはもっと使って。合宿とか。)、もっともっとやりたかった。
id:makotanさんの「UnitTestベースのデモ」
状態を遷移させるイベントを、ひとつのUnitTestメソッドにして実行し、XPDLに従って状態が変わっていく様子のデモ。
jUnitはメソッド単位で実行できるので、ひとつひとつを動かして見せる際にとても便利。
デモでは、確かにIF文がひとつも無く、XPDLの内容にそって状態が変わっていきました。
ただ、勘違いしてはいけないこととして、
XPDLを変更すれば、いつでも、すぐにフローが変更できる。
というのは、確かにそういう能力を持っているけれど、最初のフロー設計をないがしろにして良いという訳ではなく、設計はXPDLを書く時点できっちりやった方が良い、とのことでした。
夜の部
はぶさんから熱い話を聞く事が出来た。
人を雇う際の心構え、人の人生を背負うということ、コミュニティついて、1つの我慢ならないことを断わるための覚悟。などなど。
(どこまで書いてよいかわからず、詳細は書けない。。)
特に、接近戦/遠距離砲戦略について。
ひとつひとつに深い考えがあり、隣の人と顔を見あわせて、何度も深く頷く場面があった。
今、思い返してみて驚くのは、はぶさんの話はすべて原因と結果が明確になっているということ。
このためにこうして、こうなった。
これは、行動の前に戦略があって、その結果についてきちんと分析しているからこそ話せることなのだろうな、と思う。
はぶさんの話は本当に染み込んでくるものがあって、
自分はここまで熱く語ってくれる御仁と出会ったことが無い。
先日のデブサミの咳さん語録とあわせて、ものすごい影響を受けている。
思考停止しないことが大事なんだなぁ。あとは実践していかないと。
大変すばらしい会でした。
主催のid:imai78さん、会場手配等をしてくださったid:EnogunoCapさん、発表してくださった、はぶさん、id:makotanさん、ありがとうございました。
hikkiさん、また来週ーw