デブサミ2009 2日目(2/13)

あふれんばかりにたくさんの収穫があった。

Hudson によるインクリメンタルな開発 李剰熙さん

Hudsonは、昨年のクロスコミュニティカンファレンスからずっと気になっているツール。
CI導入にあたって挙げられた注意点がとても心に突き刺さった。(特に2つ目)

  • 犯人探しをしない
  • 導入だけで満足しない
  • エラーを放置しない

Gitもプラグインで対応。Gitとあわせてチャレンジしたいところ。
Trac Lightning(http://sourceforge.jp/projects/traclight/wiki/FrontPage)を使うと、Hudson入りで簡単に環境構築できるらしい。

「レガシーコード」とはいったい!? 読書会コアメンバ

自分も参加している読書会から、コアなメンバが登壇。
会場を見回すと、読書会メンバがちらほら。自分はid:tenkomaさんの隣でドキドキしながら聴講。

レガシーコードとは何か?という基本のところから、デブセン(デベロッパーズ川柳)をまじえた目次紹介まで、予想以上に盛りだくさんだった。
お客さんもほぼ満席、かつ、幅広い年齢層という盛況ぶりで、壇上からの問いかけや主張に、良い反応を示していたと思う。


特に

これまで私たちは、レガシーコードについて語る言葉を持っていませんでした。
でもこれからは違います。語る言葉ができたのです!(この本によって!!!)

これはとても印象的だった。かっこよかった。
きっと、日本語訳の本がたくさん売れるに違いない。WEwLC日本語訳本のタイトルや発売日、書影があれば、もっとインパクト強かっただろうなぁ。この点だけは残念。皆さんが忘れないうちに発売されることを、切に願う。

テストを行うこと、テストを続けること

和装コスのid:t-wadaさんが、関さんから色々、ほんとに色々引き出す濃密で重厚な空間。
何はともあれ
デブサミ2009:アート・オブ・アジャイル デベロップメント〜テストが駆動するビジネス価値〜, 『アジャイルな見積りと計画づくり』訳者サイン会, デブサミ2009:パネルディスカッション:テストを行うこと、テストを続けること - 角谷HTML化計画(2009-02-13)
を。人生観変わると思う。


実際、隣にいらっしゃったid:goyokiさんは、境遇が似ているということもあり、関さんが発言する度に身を乗り出して聞いていた。あ、彼は今まさに人生の転機を迎えているんだな、と(まことに勝手ながら)感じてしまったほど。とにかくすばらしかった。


改めて、デブサミってすごいなと思った。
今まではひとりで参加していたけど、読書会を通じてイベント仲間ができた。これもすごい。
「つなぐ、つながる、そして未来へ」という今年のフレーズが本当にぐっとくるイベントだった。
来年も、是非参加したい。

打ち上げ

いつもよりお酒をたくさん飲んでしまって、ちょっと記憶が曖昧...。
デジタル一眼について、ものすごく話し込んだと思う。長らく使っている人、そして、つくっている人の発言はすごく参考になる。sony,pentax,panasonic,cannonで迷い中。迷ったからって、家庭内稟議がそう簡単に通るわけでもない。子ども用グッズなども持ち歩く都合、大きさや重さという、あまりに現実的な理由でpanasonicが一歩リード。(リード=稟議が通りやすいということ)