Seasar Conference 2007 Autumn 参加した記録

受講

1.tugboat.GTD

id:yousukeharaさんによるtugboat.GTDの紹介。


http://tugboat-gtd.sandbox.seasar.org/


GTDを実践すべくきれいな画面と快適そうな操作性をもったWebかんばん。


PCブラウザに限らず、様々なデバイスで動かそうと計画中。
※ブースではAIR版が動いているのも見ることが出来ました。(そしてステッカー第一号をいただきました♪)
※将来的にはiPodTouch等でも動かしたい。


GTDというやりかたに家庭を救われた事のある身としては、垂涎もののアプリケーション。


スライドの

  • for Personal.
  • for the Team.

が印象的。


個人的には使ってみたい気持ちでいっぱいなのですが、チームで使うとなると使用者にGTDの思想をインストールする必要がありそう。
セッション中にも同様の話がありましたが

  • BTSのチケットと混同しがち
    • 将来的にはTrac等と連携したい
  • 大人数で使用するのは難しいかも
    • GTD的でない使い方をする人が現れる
    • 10人程度が適当ではないか


これからもとても楽しみなプロダクト。
次のお仕事でぜひとも導入したい。(状況が許せば)

2.かわいいTeeda

id:yone098さんによるTeedaの紹介。と、TIPS。
色々ムズカしいスライドだったのと、前と隣が関係者様だったようでドキドキした。
(何か壇上とやりとりしてた。あたたかい野次??)


紹介では、Teedaの持つ様々な魅力について。
本でも見かける内容ですが、コミッタの方から直接話が聞けるというのは嬉しい。
(噂の米林さん(米村さん?)がどういうお方なのかも大変興味がありました。)


TIPSでは、度々メーリングリストで流れてくるスコープ絡みの話とか。
(これは聞けてとても良かった)


Teedaは去年チュートリアルをちょっと写経したっきりだったので、JavaExpertを読み返してみないと。

3.テストは人の為ならず

id:t-wadaさんのTDD。


テストはいつか自分の身に利益をもたらすのだ。
テストが背中を押してくれるのだ。


TDDについては、http://gihyo.jp/dev/serial/01/tdd の連載を要チェック。


一番刺激的だったのは「レイヤーとモックとテスト」のところ。
どこをテストしたいのか明確にして、主眼でない部分はモックですばやく。
ただし、モックは妄想の産物でもあるので、使いすぎ注意。


コマの最初に和田さんのダイエットの話があって、
コマの間中、TestDrivenDietってのはどうだろうとか変な事を考えてしまったのは失敗。

@Test
public void 今日摂取済のカロリーを把握していること {
    assertThat(me.getTodaysCalorie(), is(not(null)));
}

レコーディングダイエットの第1歩であり、ダイエット中の自分を勇気付けるテストなのだ。

4.ライブコーディング

まさにライブだった・・・。

5.現場で役立つDBFlute

id:jfluteさんのDBFlute
DBFluteメーリングリストもリリースも活発で、とても魅力的。
でも、競合がたくさんあって、手を出すのをためらっていたプロダクト。
(で、結局、素のS2Daoを使用中。)


巻き気味だったのでなかなか追いかけるのが大変でしたが、濃い内容かつ本当に現場寄りな印象。


4と5のセッションを受けるまではとても難しそうなイメージを持っていましたが、一気に身近に感じられるようになりました。
これまたJavaExpertを読み返してみないと。


なお、DBFlute用のEclipseプラグインEMecha」は「イーメカ」と読むそうです。

まとめ

コミッタの方の話が直接聞ける機会はとても大切。
(どういう思いで作られているのかが、伝わってきますし。)