WEwLC#5 読書会参加


10/11、サイボウズ・ラボさんで。


今回は予習の時間が取れなくて、自分の担当分以外はあまり読めずじまい。
なので、自分担当分のChapter23について、ちょっと思ったことなど。

どこかぶっ壊してないか気になりますよね

コードを書いたり修正したりしている時、他に影響ないかな?と思う事がしばしばあります。
と、いうか、いつもです。
一方、他への影響を全く気にせず、地雷を埋めていくツワモノもいます。はたまたその一方で、地雷を踏みまくる運命にあるかのような人もいます。その探査率(被爆率)は、時として驚くべきものがあります。


このChapter23のテーマは、

予想外のところをぶっ壊さないようにする為の、あるいは、
その不安を和らげ、自信へとつなげる、いくつかの注意点について。

で、そんなあなたにぴったりです。


ざっくりまとめてしまうと、以下の4点

1.そのキーストロークは振る舞いを変えるものか?

今の自分の行動が、ソフトウェアに影響を与えているかどうか、敏感に感じ取ろう。つか、それを感じ取るためのテストをかこう。テストからのフィードバックがないと、「大丈夫かなぁ?」って不安が募ってとても疲れるよ。

2.ひとつだけ相手にしろ。

あちこち手を出さないで、ひとつだけやるのがいい。二兎を追わない。浮気心は以下のように鎮める。

  • ペアプロで第二の目
    • パートナーに「おい、何やってんだ?」って問いかけてもらう。2つ以上のことをやってるようなら1つを選ぶ。
  • 紙に書く
    • 気になるあれこれは紙に書いて、元のソースに戻る
  • 呪文(マントラ
    • Repeat to yourself:"Programming is the art of doing one thing at a time."
3.安全でない場面では、余計なことをやらない。

安全が担保されない場面(テストのない状態)で、ちょっと気の利いたオシャレな実装をしてしまってハマりこむのはやめよう。リスクは減らすべきだ。機械的にできる部分は機械的にやって、「ここは大丈夫」と自信を持てる領域を作っておこう。ミスを減らす為にも。他の不具合に集中する為にも。

4.コンパイラにもっと頼ってもいいだろう。頼り過ぎは要注意だけど。

あえてエラーになるように変更を加えてしまって、コンパイルエラーをたどることで修正箇所を特定できる。
でも、エラーにならない場合もあるから要注意(メソッド消したつもりが、親クラスに同じシグネチャの定義があったとか)。
言語仕様とコンパイラの動きは知っておかないと。


最後に、

立ち向かえ。独りじゃない。

と、励ましてくれるあたり、泣ける。
けっこうこの章は好きだなぁ。時々見返してしまうかも。

反省など

kawanishi さんがまた炸裂したので、ちょっとでもあやかろうとぎりぎりまでスライドをいじっての発表となりました。反省点。

  • 急ぎ足になってしまった
  • 重要なところと補足的なところの緩急がなかった
  • 次にどんなスライドが出てくるのか、自分でもよくわかんなくなっていた
  • 最後はカバレッジの哀しい話

でも、意外とうけたっぽいので、よしとしよう。
おかしを持って行けたのもよかった。
持参したおやつは、http://www.kusanomi.co.jp/shirotae/で購入

懇親会では..

ジョジョを読んでいないなんてこの業界で生きていけないよ?くらいのありがたい洗礼を、t-wada様やsuga様からいただきました。
勇気を持って発した「クソ以下の臭いがするぜぇ〜」は、0.5秒で、「それ、ゲロだから」と修正される始末。
機会をつくって読まなければと思った次第。*1


いつも幹事をしてくださるせとさん、会場を提供していただいているサイボウズ・ラボさんありがとうございました。
あと、id:tenkomaさん、お誕生日おめでとうございました。ワインおいしかったです。いつもmacに僻んでごめんなさい。


次回、11/8だと友人結婚式と重なってしまって参加できないなぁ。うぅ。

*1:後日、何巻まであるのか見てみたら・・・結構いっぱい出てる・・・。